【新型コロナウイルス】学校休み1日の過ごし方

子育て

政府から突然の休校要請で困惑が広がっています。
レジャー施設へも行けない長期休み、親はYouTube動画ばかり見る子供に腹が立ったり、子は何もできないと感じフラストレーションが溜まったり。
どうしても親子で衝突しがち・・・

この記事では子供とストレス無く過ごす為の具体的方法を提案します。
昨年ワーキングマザーから専業主婦になった筆者の葦(あし)が、この方法で夏休み・冬休みと子供(小3&年長)と向き合う事ができ、ちょっと充実した日々を送れたので、共有したいと思います。

「一緒に計画しよう」とアポを取る

まず“計画”ーーーでは無く“計画の機会確保”からです。
いきなり「計画を立てよう」と言っても子供たちが乗ってきてくれるとは限りません。
出来るだけ前もって「長期休みの計画を立てたいからダイニングに集合して欲しいんだけど明日の朝9時から9時半まで、良い?」と約束を取り付けましょう。

【3分でもイライラ解消】目標とやる事リストを作る

細かく計画を立てるのに、親も子もわずらわしさを感じませんか?
実際うちの子も10分程度で飽きてしまいました。
しかしその10分でも(3分でも)これだけは出来るのでやっておきましょう。

A4やB5など適当な大きさの紙を準備して一番上に目標を、その下にやる事リストを書くだけです。
ぜひ、親も子もそれぞれ自分で作ってみて下さい。
お子さん一人で考えるのが難しければ、親がいくつか案を出しその中から選んで書いてもらうようにします。
(自発的に決めた、というコミットメント・一慣性の法則で「計画」が「現実」になりやすいです。)

やる事リストには勉強や運動だけでなく遊びも入れてしまいます。
また、学校から宿題が出ている場合は1日に何ページやれば間に合うか(できれば一緒に)計算し計画に入れておきます。
これができたら見やすい場所に貼り“見える化”します。
(例)

目標:配膳のお手伝い
ボール遊び
なわとび
宿題7ページ分(勉強)
ゲーム
読書
将棋
音楽(楽器やカラオケアプリ)
YouTube見る(娯楽や英会話)

幼児ならおままごと、お絵かき、塗り絵、ブロック遊び。
大人は習慣づけたい運動や、雑多な用事なんかも入ってくるでしょうか。

30分おきにアラームを鳴らす

計画を開始する日の8:30頃〜15:30頃まで30分おきにスマホのアラームが鳴るようにセットします。
私は学校の「キーンコーンカーンコーン」というチャイム音をダウンロードして使っています。
この間次々とやる事リストを消化していくという訳です。

時間帯はライフスタイルに合うように調整してOKですが、守ってほしいポイントは「30分」という1コマの時間。
理由は「集中力が維持出来る時間という事」と、「声がけのしやすさ」です。
以下で詳しく運用方法を紹介します。

【運用方法】30分チャイムで充実の1日

休憩や振り返りの5分がキモ

上では30分1コマと書きましたが、チャイムの後は約5分小休止を設けます。
宿題をしているならストレッチを挟んだり、YouTube動画を見ているなら「今の自分はこれが本当にしたいのか」と我に返る時間です。

では、読書やお絵かきなど好ましい行動に熱中している時や、時間がかかることに取り組んでいる時には?
無理に1コマで終わらせる必要はなく、見守って(放って)おけば良いのです。

【メリット】30分チャイムが効く理由

  • 宿題など子供が進んでやりたがらない事・・・「30分だけ」という終わりが見える時間で集中しやすい。
  • YouTube動画を見るなど、ついダラダラ続けてしまう事・・・チャイムや親の声がけで我に返る。他のやる事が「自分が書いたリスト」により見える化されているので次の行動を取りやすい。また、親も即座に提案できる。
  • 好ましい行動に熱中している時・・・チャイムが鳴る事で親が忘れないように声がけ(「まだ続けても良いけど○時にはご飯だからその前には片付けようね」など)し、子も終わりに向かうための心の準備ができる。

【コツ】充実した1日を送るための具体的なポイント

  • 朝一発目にこなす事は運動系にする・・・頭が冴えて1日元気に過ごせます。朝食の前でも良いかもしれません。
  • やるべき事・集中力が必要な事をなるべく朝早くに持ってくる・・・宿題などは疲れが出る前に済ませます。午後の計画に組み込んだとしても「あわよくば」程度に思っておきましょう。

メリハリで親の時間も確保

余力があれば30分おきのスケジュールを書き出してみましょう。
1日の流れがイメージしやすくなります。
あくまでも目安にするためなので計画通りにいかなくても落ち込まず。
うちの子たちは「目標とやる事リスト」を作った時点で飽きてしまったのでここからは親の出番です。
(例)

8:00なわとび(親も一緒に)
8:30ボール遊び(親も一緒に)
9:00宿題/勉強(親は用事しながら子供も見る)
9:30ゲーム(親は自分の時間)
10:00読書
10:30音楽
11:00将棋/ままごと
11:30お手伝い
12:00昼食
12:30休憩
13:00宿題/お絵かき
13:30外遊び(親も一緒に)
14:00読書(親も読書)
14:30ゲーム
15:00おやつ
15:30自由
17:30お手伝い

こういう形にしてしまうと、親が「いつ子供と真剣に付き合うのか」や、「どこで自分の時間が取れそうか」というのも見えてきます。

これまでの経験では、子供も正面から向き合ってもらった時間があると「お母さんはこれからの30分は集中するから、出来るだけ声かけないでね」といった要望にあっさり応えてくれました。

メリハリがつくと精神的にとっても楽になります。

【どうする】昼ごはん問題

給食もなくなり、こちらも頭を悩ませる問題です。
出来るだけ簡単に献立を決めたいので、やはりリスト化・ローテーションです。

ご飯パン
チャーハンorオムライスサンドイッチうどん
丼orエスニック系ライスフレンチトースト焼きそば
カレーorハヤシライスパンケーキスパゲッティー

ご飯→パン→麺の順で乗り切っていこうと思います・・・

【おまけ】活用したいもの

  • ちびむすドリル・・・無料でも知育教材やテストがプリントアウトできます。
  • Hour of Code・・・無料で行えるプログラミング入門。マイクラ、アナ雪など。
  • 矢作とアイクの英会話・・・面白いと真似したくなる・・・
  • その他YouTube動画・・・教育系や運動系、特にヨガやHIITの動画を見ながら体を動かすのに活用します。
  • カラオケアプリ・・・沢山あるのでお好みのものを。私は「うたスマ」というアプリを入れています。採点もできて何回も歌えるので子供と遊ぶには十分です。

まとめ

いかがだったでしょうか。
早く元の生活に戻りたいですが、一人ひとりが出来ることをしていくしかないと思います。
この記事で皆さんのネガティヴな感情の解消に少しでも役立てれば幸いです。

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