\低温調理器レシピの決定版/
家庭で実際に作りやすい基本のレシピを10個まとめました。
【定番レシピ】まずはこの3品
以下では、鶏・牛・豚・たまご・サーモン・野菜と食材順で掲載。
「家庭でまず作る分には必要十分なレパートリー」が手に入ります。
- 【鶏肉】むね肉のサラダチキン( 鶏ハム )|61℃ / 1時間50分
- 【鶏肉】もも肉のコンフィ( 鴨肉もOK )|65℃ / 3時間
- 鶏肉の加熱時間
- 【牛肉】一番簡単ローストビーフ(ポークもOK)|57℃ / 4時間15分
- 【牛肉】牛すじの煮込み|90℃ / 5~8時間
- 牛肉の加熱時間
- 【豚肉】バラ肉でトロトロ角煮|77℃ / 13時間または30分
- 【豚肉】肩ロースでやわらかチャーシュー|63℃ / 4時間
- 豚肉の加熱温度と時間表
- 【たまご】温泉卵|68℃ / 30分
- 【たまご】ゆでたまご|90~95℃ / 10分
- 【サーモン】刺身用柵で新食感コンフィ|45℃ / 30分
- 【野菜】シャキッとピクルス|62℃ / 30分
- 低温調理をするにあたっての注意点
- まとめ
【鶏肉】むね肉のサラダチキン( 鶏ハム )|61℃ / 1時間50分

材料(2人分)※5倍量まで一度に作れます
- 鶏胸肉:1枚(300g程度)
- 塩:小さじ1/2(3g=鶏肉の1%)
(以下はお好みで)
- 砂糖:小さじ1
- こしょう:適宜
- ハーブ(ドライハーブミックスなどお好きなもの):小さじ1〜2
作り方
- 耐熱性のある袋(アイラップやジップロックなど)に鶏肉と塩、お好みの調味料を入れてもみ、味を馴染ませ、平らに広げる。
- 鍋やボウルに水を張り、袋内に水が入らないよう気をつけて袋を水に沈め、空気を抜き、封をする。
- 鍋またはコンテナに水を入れ低温調理器をセット。転倒に注意。61℃・1時間50分に設定する(肉の厚み3cmの場合。その他の厚みや急ぐ場合は下の表を参考に調整)。
- 水温が設定温度になれば 2.の袋を湯せんに入れる。
- 設定加熱時間が終了したら袋を取り出す。
食べやすい大きさに切ってお皿に盛り付ける。そのまま食べてもOK。
保存する場合は袋ごと氷水で急冷し、冷蔵庫または冷凍庫へ。
サラダチキンのアレンジ|飽きずにいろいろ食べられる
そのままでもしっかり塩味がついているので一品になりますが、ベースがシンプルなのでアレンジも自在です!
- レモンやポン酢をかけてさっぱり
- 丼に
チキンを薄切りにしてご飯に乗せ、甘辛だれをかける。
温泉卵も合う。
甘辛たれ(2人分)
⚪︎しょうゆ・みりん:各大さじ2
⚪︎酒・砂糖:各小さじ2
ふんわりラップをかけて600Wで約1分30秒、様子を見てお好みでとろみがつくまで10秒ずつ加熱。焦げに注意。
(黄金比レシピに酒と砂糖を加え、甘さと風味をプラスしました) - サラダに
チキンを一口大に裂いて野菜と共に盛り付け。
シーザーサラダやチョレギサラダに。
その他、サンドイッチやカオマンガイ風・ピリ辛甘酢だれでよだれ鶏・スープなど楽しみ方は無限大です。
▶︎こちらの記事も参考になります:AI活用レシピ
【鶏肉】もも肉のコンフィ( 鴨肉もOK )|65℃ / 3時間

もも肉は焼いただけでもやわらかくいただけますが、じっくり低温で火を通すことでほろほろと一味違う食感に仕上がります。
鴨肉はソテーしただけでは硬いので低温調理にぴったりの食材です。
材料(1~2人分)※5倍量まで一度に作れます
- 鶏もも肉または鴨肉:1枚(300g程度)
- 塩:小さじ1/2(3g=肉の1%)
- ハーブ
タイム・ローズマリー・ローリエなど:お好きなだけ
または、ドライハーブミックス:小さじ1〜2 - にんにく1片(スライス)
- オリーブオイル大さじ1
(以下はお好みで)
- 砂糖:小さじ1
- こしょう:適宜
作り方
- 余裕があれば鶏肉の余分な脂や軟骨などを取り除く。
- 耐熱性のある袋(アイラップやジップロックなど)に鶏肉と塩・ハーブ・にんにく・お好みの調味料を入れてもみ、味を馴染ませ、オリーブオイルも入れて平らに広げる。
- 鍋やボウルに水を張り、袋内に水が入らないよう気をつけて袋を水に沈め、空気を抜き、封をする。
- 鍋またはコンテナに水を入れ低温調理器をセット。転倒に注意。65℃・3時間に設定する(肉の厚み約1.5cmだが長時間加熱で柔らかさを追求する。その他の厚みや急ぐ場合は下の表を参考に調整)。
- 水温が設定温度になれば 3.の袋を湯せんに入れる。
- 設定加熱時間が終了したら袋を取り出す。
- 鶏肉を袋から取り出し、水分をキッチンペーパーで拭き、フライパンで皮がこんがりするまで焼く。くっつきやすいので注意!
お皿に盛り付ける。
鴨肉の場合は毛抜きで羽を抜く。
下処理(手順2.)後、時間がある時はこのまま冷蔵庫で置いても良い(マリネ)、2日程度冷蔵保存可能。
袋に余った肉汁はソース・ペペロンチーノ・野菜炒めなどに活用できる。
鶏肉の加熱時間
厚み\ 温度 | 1.5cm | 2.0cm | 2.5cm | 3.0cm | 3.5cm | 4.0cm | 4.5cm | 5.0cm | 5.5cm |
61℃ | 0:55 | 1:10 | 1:35 | 1:50 | 2:20 | 2:50 | 3:20 | 3:50 | 4:20 |
62℃ | 0:50 | 1:05 | 1:30 | 1:45 | 2:15 | 2:45 | 3:15 | 3:45 | 4:15 |
63℃ | 0:45 | 1:00 | 1:25 | 1:40 | 2:10 | 2:40 | 3:10 | 3:40 | 4:10 |
64℃ | 0:45 | 1:00 | 1:25 | 1:40 | 2:10 | 2:40 | 3:10 | 3:40 | 4:10 |
65℃以上 | 0:40 | 0:55 | 1:20 | 1:35 | 2:05 | 2:35 | 3:05 | 3:35 | 4:05 |
※加熱温度と時間などについては注意点を必ずご覧ください
【牛肉】一番簡単ローストビーフ(ポークもOK)|57℃ / 4時間15分

まずは肉を袋に入れて加熱するだけ!
※豚肉で作る場合(ローストポーク)は豚肉の加熱温度・時間に則り調理してください
材料(4人分)
- 牛もも肉ブロック:500g
- 塩:5g(肉の1%)
- みりん:大さじ3
- しょうゆ:大さじ3
- バター:15g
- お好みで黒胡椒・粗塩・粒マスタード・ホースラディッシュなど
作り方
- 耐熱性のある袋(アイラップやジップロックなど)に牛肉を入れる。
鍋やボウルに水を張り、袋内に水が入らないよう気をつけて袋を水に沈め、空気を抜き、封をする。 - 鍋またはコンテナに水を入れ低温調理器をセット。転倒に注意。57℃・4時間15分に設定する(牛肉の厚み4cmの場合。その他の厚みや急ぐ場合は下の表を参考に調整。※豚肉の表はこちら)。
- 水温が設定温度になれば 1.の袋を湯せんに入れる。
- 設定加熱時間が終了したら袋を取り出し、分量の塩を袋に入れて肉に馴染ませ1時間おく。
短時間のうちに食べ切らない場合は袋ごと氷水で急冷し、冷蔵庫または冷凍庫へ。 - 肉は好みでフライパンで表面に焼き目をつけても良い。
食べやすい大きさに切ってお皿に盛り付ける。(肉汁はソースに使う) - みりん・しょうゆ・バターと肉汁をフライパンに入れて煮詰め、ソースにする。粗塩や粒マスタードなども添える。
【牛肉】牛すじの煮込み|90℃ / 5~8時間

袋調理でお肉がパサつかず、しっとりトロトロ。火加減を気にせず長時間ほったらかし◎
材料(2〜3人分)※2倍量まで一度に作れます
- 牛すじ肉:300〜450g
- こんにゃく:1/2枚
- 長ネギの青い部分:1本分
- しょうが:1片
- さとう・しょうゆ・酒:各大さじ3
- みそ:大さじ1•1/2(入れずに作っても良い)
作り方
- しょうがは皮付きのまま薄切り、
長ねぎは食べやすい長さにカット、
こんにゃくは必要ならあく抜きしスプーンで一口大にちぎる。
牛すじは一口大に切る。 - 鍋に牛すじとたっぷりの水を入れ火にかけ、沸騰したら1分ゆでる。
ざるに上げて流水で洗う。 - 小鍋に調味料(砂糖・しょうゆ・酒・みそ)を入れてまぜ、火にかけて沸かす。砂糖が溶けて酒のアルコールが飛べばOK。
- 耐熱性のある袋(アイラップやジップロックなど)に材料(手順1.2.3.)をすべて入れる。
鍋やボウルに水を張り、袋内に水が入らないよう気をつけて袋を水に沈め、空気を抜き、封をする。 - 鍋またはコンテナに水を入れ低温調理器をセット。転倒に注意。90℃ / 5~8時間に設定する(長時間でより柔らかくなるが都合の良い時間でOK)。
- 水温が設定温度になれば 1.の袋を湯せんに入れる。
- 設定加熱時間が終了したら袋を取り出し、皿に盛り付ける。
小ねぎや白髪ねぎをのせても。
牛肉の加熱時間
厚み\ 温度 | 1.5cm | 2.0cm | 2.5cm | 3.0cm | 3.5cm | 4.0cm | 4.5cm | 5.0cm | 5.5cm |
57℃ | 2:20 | 2:35 | 3:00 | 3:15 | 3:45 | 4:15 | 4:45 | 5:15 | 5:45 |
58℃ | 1:45 | 2:00 | 2:25 | 2:40 | 3:10 | 3:40 | 4:10 | 4:40 | 5:10 |
59℃ | 1:20 | 1:35 | 2:00 | 2:15 | 2:45 | 3:15 | 3:45 | 4:15 | 4:45 |
60℃ | 1:05 | 1:20 | 1:45 | 2:00 | 2:30 | 3:00 | 3:30 | 4:00 | 4:30 |
61℃ | 1:00 | 1:15 | 1:40 | 1:55 | 2:25 | 2:55 | 3:25 | 3:55 | 4:25 |
62℃ | 0:50 | 1:05 | 1:30 | 1:45 | 2:15 | 2:45 | 3:15 | 3:45 | 4:15 |
63℃ | 0:50 | 1:05 | 1:30 | 1:45 | 2:15 | 2:45 | 3:15 | 3:45 | 4:15 |
64℃ | 0:45 | 1:00 | 1:25 | 1:40 | 2:10 | 2:40 | 3:10 | 3:40 | 4:10 |
65℃以上 | 0:40 | 0:55 | 1:20 | 1:35 | 2:05 | 2:35 | 3:05 | 3:35 | 4:05 |
※加熱温度と時間などについては注意点を必ずご覧ください
【豚肉】バラ肉でトロトロ角煮|77℃ / 13時間または30分

下茹でなしで13時間または下茹で(2時間)してから30分の低温調理。
材料2~3人分
- 豚バラブロック肉:500g
- 砂糖:大さじ1
- みりん:大さじ2
- しょうゆ:大さじ3
- 酒:大さじ5
- しょうが薄切り:1片分
- 長ネギの青い部分:1本分
作り方(下茹でなし)
- 豚バラ肉は4cm幅に切り、脂の厚い面→全面フライパンで焼き目をつける。
- 小鍋に調味料(砂糖・みりん・しょうゆ・酒)を入れて火にかけ、トロリとするまで煮詰める。
- 耐熱性のある袋(アイラップやジップロックなど)に材料をすべて(手順1.2.としょうが、長ねぎ)入れる。
鍋やボウルに水を張り、袋内に水が入らないよう気をつけて袋を水に沈め、空気を抜き、封をする。 - 鍋またはコンテナに水を入れ低温調理器をセット。転倒に注意。77℃ / 13時間に設定する。
(12時間に設定し、冷まして脂を取り除いてから1時間温め直しても良い。) - 水温が設定温度になれば 3.の袋を湯せんに入れる。
- 設定加熱時間が終了したら袋を取り出し、皿に盛り付ける。
練りがらしを添えても。
作り方(下茹であり)
- 豚バラ肉は4cm幅に切り、脂の厚い面→全面フライパンで焼き目をつける。
- 鍋に豚バラと浸るくらいの水、長ねぎ、しょうがを入れて火にかけ、沸騰したら弱火にしてアクを取りながら2時間ゆでる。
- 小鍋に調味料(砂糖・みりん・しょうゆ・酒)を入れて火にかけ、トロリとするまで煮詰める。
- 耐熱性のある袋(アイラップやジップロックなど)に材料をすべて(手順2.3.)入れる。
鍋やボウルに水を張り、袋内に水が入らないよう気をつけて袋を水に沈め、空気を抜き、封をする。 - 鍋またはコンテナに水を入れ低温調理器をセット。転倒に注意。77℃ / 30に分に設定する。
- 水温が設定温度になれば 4.の袋を湯せんに入れる。
- 設定加熱時間が終了したら袋を取り出し、皿に盛り付ける。
練りがらしを添えても。
【豚肉】肩ロースでやわらかチャーシュー|63℃ / 4時間

材料(2~3人分)※2倍量まで一度に作れます
- 豚肩ロースブロック肉:500g
- 砂糖:大さじ1
- みりん:大さじ2
- しょうゆ:大さじ3
- 酒:大さじ5
- 長ネギの青い部分:1本分
- しょうがすりおろし:1片分
- にんにくすりおろし:1片
作り方
- 小鍋に調味料(砂糖・みりん・しょうゆ・酒)を入れて火にかけ、トロリとするまで煮詰めて冷ます。
- 耐熱性のある袋(アイラップやジップロックなど)に材料をすべて(手順1.と豚肉、長ねぎ、しょうが、にんにく)入れる。
鍋やボウルに水を張り、袋内に水が入らないよう気をつけて袋を水に沈め、空気を抜き、封をする。
時間があれば数時間~2日冷蔵庫で寝かせると味が良くしみる。 - 鍋またはコンテナに水を入れ低温調理器をセット。転倒に注意。63℃ / 4時間に設定する。
- 水温が設定温度になれば 2.の袋を湯せんに入れる。
- 設定加熱時間が終了したら袋を取り出す。フライパンでお肉全面に焼き目をつけ(焼かなくてもOK、たれはソース用に置いておく)、好みの厚さにスライスし皿に盛り付ける。
- 同じフライパンに袋に残ったたれを入れて煮詰め、ソースにする。
豚肉の加熱温度と時間表
厚み\ 温度 | 1.5cm | 2.0cm | 2.5cm | 3.0cm | 3.5cm | 4.0cm | 4.5cm | 5.0cm | 5.5cm |
61℃ | 1:55 | 2:10 | 2:35 | 2:50 | 3:20 | 3:50 | 4:20 | 4:50 | 5:20 |
62℃ | 1:25 | 1:40 | 2:05 | 2:20 | 2:50 | 3:20 | 3:50 | 4:20 | 4:50 |
63℃ | 1:05 | 1:20 | 1:45 | 2:00 | 2:30 | 3:00 | 3:30 | 4:00 | 4:30 |
64℃ | 1:00 | 1:15 | 1:40 | 1:55 | 2:25 | 2:55 | 3:25 | 3:55 | 4:25 |
65℃以上 | 0:55 | 1:10 | 1:35 | 1:50 | 2:20 | 2:50 | 3:20 | 3:50 | 4:20 |
※加熱温度と時間についてなど、注意点を必ずご覧ください
【たまご】温泉卵|68℃ / 30分

材料
- たまご:1~6個程度
冷蔵庫から出したてを使う
作り方
- 鍋またはコンテナに水を入れ低温調理器をセット。転倒に注意。68℃ / 30分に設定する。
- 水温が設定温度になれば、たまごを鍋またはコンテナへ入れる。
お玉やざるなどを用いて割れないよう注意する。 - 設定加熱時間が終了したらたまごを取り出し、氷水につけて急冷する。
仕上がり | やわらか(冷製にオススメ) | ふつう |
加熱温度 / 時間 | 66℃ / 10分 | 68℃ / 10分 |
保存は冷蔵で2〜3日可能。殻がひび割れた場合は当日中に喫食してください。
【たまご】ゆでたまご|90~95℃ / 10分

材料
- たまご:1~6個程度
冷蔵庫から出したてを使う
作り方
- 鍋またはコンテナに水を入れ低温調理器をセット。転倒に注意。95℃ / 10分に設定する。
- 水温が設定温度になれば、たまごを鍋またはコンテナへ入れる。
お玉やざるなどを用いて割れないよう注意する。 - 設定加熱時間が終了したらたまごを取り出し、氷水につけて急冷する。
±1〜2分お好みで茹で時間を加減してみてください
仕上がり | 黄身がとろっとオレンジ色 (味玉などにおすすめ) | きみがしっとり黄色 |
加熱温度 / 時間 | 90℃ / 10分 | 95℃ / 10分 |
ゆでたまごの日持ちの目安・保存について
ゆで卵は常温で保存すると雑菌が繁殖して傷みやすくなるので、冷蔵庫で保存してください。
固ゆで・殻つき:冷蔵で3〜4日
半熟・殻つき:冷蔵で1〜3日
殻を剥いた、またはひび割れた場合:当日中
味付けたまごに調理した場合:冷蔵で3〜7日
温泉卵・殻つき:冷蔵で2〜3日
殻を割った温泉卵:当日中
【サーモン】刺身用柵で新食感コンフィ|45℃ / 30分

とろっとした食感を出すための低温調理。喫食はお早めに。
材料(2人分)
- サーモン生食用:200~300g(100~150g×2切れ)
※冷凍→解凍処理(寄生虫対策)したものを使用
※このレシピでは加熱用は絶対に使用しない - 塩:2~3g(小さじ1/2程度・サーモンの1%)
- ディルなどお好きなハーブ:適量(ドライなら小さじ1~2程度)
- オリーブオイル:大さじ1
- あらびき黒コショウ・レモンくし切り:適宜
作り方
- サーモンはキッチンペーパーで水けを拭き塩・ハーブ・オリーブオイルとともに耐熱性のある袋(アイラップやジップロックなど)に入れなじませる。
- 鍋やボウルに水を張り、袋内に水が入らないよう気をつけて袋を水に沈め、空気を抜き、封をする。
- 鍋またはコンテナに水を入れ低温調理器をセット。転倒に注意。45℃ / 30分に設定する。
- 水温が設定温度になれば 2.の袋を湯せんに入れる。
- 設定加熱時間が終了したら袋を取り出す。
(フライパンで片面焼き目をつけてもよい。)
お皿に盛り付け、黒コショウをかけてレモンを添える。
より本格的に仕上げる場合
手順1.を以下の下ごしらえに置きかえる
- サーモンをブライン液(水300ccに塩30g・砂糖15gを溶かした水溶液)につけ、冷蔵庫で45分置く。
水けを拭いてハーブ・オリーブオイルとともに耐熱性のある袋(アイラップやジップロックなど)に入れる。
ソースを作る場合
- マスタードソース
しょうゆ・みりん・粒マスタード各大さじ1と袋に残った汁を合わせて煮詰める。 - バルサミコソース
バルサミコ酢大さじ2・しょうゆ小さじ2・砂糖小さじ1を煮詰める。
【野菜】シャキッとピクルス|62℃ / 30分

低温調理すると食感は残しつつもしっかり味しみ。他の料理と同時に低温調理して付け合わせにも。
材料(作りやすい分量)
- •野菜 : 合計200g
(きゅうり・パプリカ・にんじん・大根など) - 酢:100ml
※酸味を抑えたい場合は半量を「煮沸または開封したての市販水」に置き換える - 砂糖: 25g(約大さじ3)
- 塩:5g(小さじ1弱)
以下、お好みで
- 黒こしょう粒:3〜4粒
- にんにく:1/2片(軽くつぶす)
- ローリエ:1枚
作り方
- 耐熱性のある袋(アイラップやジップロックなど)に酢・砂糖・塩・お好みの香辛料やハーブも入れる。
- 野菜をステイック状や、さいの目切りなど、食べやすい大きさに切り、1.の袋に入れ軽くなじませる。
- 鍋やボウルに水を張り、袋内に水が入らないよう気をつけて袋を水に沈め、空気を抜き、封をする。
- 鍋またはコンテナに水を入れ低温調理器をセット。転倒に注意。62℃ / 30分に設定する。
水温が設定温度になれば 3.の袋を湯せんに入れる。 - 設定加熱時間が終了したら袋を取り出し袋ごと氷水で急冷する。
冷蔵庫で数時間置けばより味が染みる。
※日持ちについて
冷蔵保存の上、水を加えないレシピで5日、水を加えたレシピで3日を目安に食べ切るようにしてください。
低温調理をするにあたっての注意点
※前提として74℃以下などで低温調理した料理は、妊婦さんや高齢の方、乳幼児など抵抗力の弱い方が召し上がるのはお勧めできません。
(肉では中心温度75℃で1分以上の加熱をしてください。)
魚介類は種類により安全に喫食するための処理(冷凍・加熱時間・温度)が異なります。
特に寄生虫(アニサキスなど)は60℃以下では死滅しません。生食する場合は「生食用(冷凍処理済み)」を必ず選び、加熱する場合も中心温度を十分に保ってください。
本記事の加熱温度と時間は複数のレシピを参考にしつつ、特に安全寄りの設定を採用しているBONIQ公式サイトの情報をもとに再構成しています。
ご使用の機器や食材の状態によって必要な加熱条件は異なるため、必ずお手持ちの低温調理器の説明書に従ってください。
本表の設定でも環境や食材の汚染度によっては食中毒の危険があり、当サイトでは一切の責任を負えません。最終的には自己責任となることをご了承ください。
(参考: BONIQ公式サイト 厚生労働省サイト)
まとめ
この記事では家庭で作りやすい定番10品を厳選し、各レシピの加熱温度と時間の目安をまとめました。
まずはサラダチキン・ローストビーフからトライして、慣れてきたら豚や魚、野菜にもレパートリーを広げてください。
安全のために食材別加熱時間の表と注意点を必ずご確認の上、ワンランク上の食卓をぜひ楽しんでみてください。
▶︎低温調理器の選び方やメリット・デメリットの記事はこちら
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▼低温調理だけでなく、野菜を蒸すときにも使用しています。
一気に大量の野菜(かぼちゃとさつまいもを同時に、など)が蒸せて便利。それだけでも一品になる!
▼耐熱温度は100度。低温調理には使用できても、鍋を火にかけて煮沸する調理はできないので注意。
▼耐熱温度は120度。鍋を火にかけて煮沸する調理もOK。
防災用品としても話題。
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