【転職】ハロワ職業訓練の試験・面接【申込〜合格の流れ】

2019年にパートを辞め、ハローワークの職業訓練受講資格試験に一発合格した葦(あし)です。
私が志望したのはWEB関連のコースで昨今は競争率2〜3倍といったところでしょうか。
絶対に突破したく、戦略を立てて取り組んだところ結果が出たので、同じく「絶対に合格したい」と思ってる方向けに、私が実践した方法や、体験から得た注意点などを二つの記事にまとめました。
今回は全体像やスケジュール。
次回は具体的な試験対策について紹介します。

職業訓練(ハロートレーニング)とは

求職者に対し、就職の支援になるような知識やスキルを身につける場を授業料無料で提供している公的な制度です。
私が受けたのは、主に失業保険を受給中の人が通う「公共職業訓練」の「民間委託離職者訓練」で、以下その体験をもとに作成した記事です。
申し込みは基本的に自身の管轄ハローワークで行なっているので他の訓練のことも詳しく知りたい方はそちらへお問い合わせください。

申し込み資格【ざっくり】

  • ハローワークに求職登録しており、ハローワーク所長の受講指示か推薦、支援指示を受けることができる方
  • 訓練修了後3ヶ月以内の早期就職を目指す方
  • 訓練の実施受講に伴う調査などに協力できる方
  • キャリアコンサルティングを受けジョブ・カードの作成支援を受ける方

どんな科目が受講できるか

転職したい、離職を機に職業訓練に通いたいとお考えの方は、離職前から情報収集するのも良いと思います。
毎月同じ訓練の募集が行われているわけではないので注意が必要です。
可能ならハローワークの窓口に訪れ、職員の方から募集案内をもらい今後の実施予定や受講までのステップを確認してみてください。
私が受け取った案内にあった科目はこちら。
あくまで一例ですので、自分の通える範囲で希望の科目があるか管轄のハローワークにお問い合わせください。

  • 介護職員初任者養成研修科
  • 介護福祉士実務者研修科
  • メディカルアシスタント養成科
  • ネットショップ運営実務科
  • パソコン事務+web科
  • OAスペシャリスト科
  • IoTエンジニア養成科
  • 経理事務科
  • 総務・経理事務科
  • パソコン+経理事務実践科
  • 経理事務エキスパート実践科
  • 貿易事務科
  • 建築CADオペレーター科
  • 観光ビジネスおもてなし科
  • 人事労務管理事務科
  • 医療調剤事務科
  • WEBデザイナー実践科
  • PHPプログラマー養成科
  • グラフィックデザイン実践科
  • データサイエンティスト基礎実践科

・・・等。
医療・介護系、パソコン周りのものがほとんどですね。

受講期間や授業時間・定員

これらは科目により異なりますが手元にある案内の情報をお伝えします。
受講期間は2〜5ヶ月。
授業時間は概ね9時台〜16時台が多いようです。
定員は各科目20〜30名で重複申し込みはできません。

申し込み方法【手順・スケジュール例】

思い立ってすぐ、に申し込みできませんでした。
少なくとも
職業訓練窓口→後日職業訓練窓口→キャリアコンサルタント→(これはキャリコンと同日でも)職業訓練窓口
と足を運んで、ようやく受験票を発行してもらえます。

0日目退職してから離職票が手に入るまでの期間〜試験当日まで日々、筆記・面接試験対策。
インターネット上に上がっている例題を解いたりYouTube動画で勉強したりする。
1日目雇用保険手続きに必要なものを持ってハローワークへ行く。
(離職票1・2、雇用保険被保険者証、本人確認書類、写真、通帳、印鑑)
職業訓練の窓口に行き、現在ではなく次回募集に希望の科目を見つける。
訓練校で行われる説明会の日程をチェックしておく。必ずしも行く必要はないが参加がベター。個別対応してくれる場合もある。
「職業訓練は就職活動しても上手くいかない方向けの制度だから、まずは就職活動と希望の職業の研究をして、それでも、と言う事なら改めてお越しください」と言われる。
パソコンで求人検索。希望職種の求める人材欄を見て、スキルが足りないことを確認。
転職サイトの登録や更新。
16日目ハローワークにて雇用保険説明会。
21日目ハローワークにて初回講習。職業訓練のアナウンスも。
再び職業訓練窓口へ行き、受講したいと伝える。
ジョブ・カードという冊子を渡され外部委託先のキャリアコンサルティングを受けるように、と案内される。
自分で電話をかけ、キャリアコンサルティングの予約を取る。
場所はハローワーク内にあったので認定日に合わせて効率的に。
訓練校実施の説明会も自身で直接予約する必要があることがわかり電話。
ジョブ・カードを作成する。
履歴書や職務経歴書の元になるもので結構な労力を消費するかも。
24日目訓練実施校へ赴いて説明会(初回講習から僅か2日だが最終日)に参加する。
  • 試験の比重は筆記も面接も変わらない
  • 使用するパソコンはWindowsかMacか
  • 学校を自習に使えるか
  • カリキュラムについて掘り下げて説明している事(メモして面接対策)
  • 各種学割の適応範囲
等の情報を得る。
28日目認定日。
作成したジョブ・カードを元にキャリアコンサルティングを受ける。
職業訓練窓口に行き結果を報告する。
受講申込み調査書を記入し提出するように渡される。窓口の職員の人からは以前「すぐ書けるものです」と説明されていたが慎重に。
(後日面接の際、面接官の手元にこの資料があり、この調査書の問いになぞって質問された様。ですます調で記入しなかったことを後悔)
受験票と筆記試験の過去問をもらう。過去問はこちらから働きかけなければもらえなかった・・・が必需品。
ハローワークのパソコンで求人検索し、データ収集する。
希望に当てはまる求人が何件あり、スキルが足りないことにより応募できる数がどれだけになるのか、という具体的な数字をメモしておく。
筆記・面接試験練習の繰り返し。
交互にやる様にすると効率的だった。
48日目試験日。
筆記試験国数合わせて20分。面接数分。
61日目受講決定の通知が郵送にて到着。
通所にかかる定期代調査を記入して返送。

まとめ

こうやって見てみると退職後初めてハローワークに行った日から60日もかかって、やっと受講資格を得られるんですね。
次回は具体的な試験対策です。

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