「子供と雪遊びやウインタースポーツを楽しみたいけど、何からすれば良いかわからない」という方も多いのではないでしょうか。
この記事では
- いつ(適齢期)どこへ(具体例3ヵ所)行くのが良いか
- ウェアや道具は何を購入し、何をレンタルするか
- そのほか注意点を
ここ3シーズン連続子連れでスキー場へ赴き、先日は子供にスノボ&リフトデビューを果たさせ、自身も10数年ぶりにスノボをやった、、、挑戦し続ける母・葦(あし)がお伝えします。
スキー・スノボ・雪遊びは何歳からできる?
お勧めするのは全て3歳ごろからです。
雪遊びは比較的早くデビューできると思いますが、環境によります。
雪山に行く事を考えるなら卒乳し、オムツが取れてからの方が大変な思いをしなくて済むのではないでしょうか。
託児所の利用も選択肢にありますが、親の考え方次第です。
スキー・スノボは4、5歳ごろ〜受け付けているところが多く、これが目安になりそうです。
個人レッスンでは3歳以下も参加可能な場合があります。
また、プラスチックのスキー板なんかも存在するので2、3歳くらいならこれを使って遊びながら慣れてもらうのも良いでしょう。
ただ、スキー場によってスノーボード教室は11歳〜という所もあるのでしっかり事前チェックしてくださいね。
サイズの合うレンタル品も置いてない可能性があります。
我が家では下の子が4歳の時お遊び程度にスキー→5歳で教室を体験→6歳でスノボ・リフトデビュー、という流れです。
関西からどこに行く?【目的別スポット3選】
雪遊びだけなら葛城山
大阪から約1時間で、何より思い立ったらすぐ、気軽に行けるのがメリットです。
山頂へはロープーウェイで向かいます。
2019−2020シーズンは積雪がなく残念ですが2年ほど前に訪れた時はたくさんの雪があり、いくつもソリスポットができていました。
長距離をどんどん滑れるので子供たちも大満足。
大変な人で賑わっていたので、食堂の順番待ちは大変でした。
アクセス | 葛城山ロープウェイ登山口駅 〒639-2312 奈良県御所市大字櫛羅2503−1 TEL:0745-62-4341 |
営業時間 | 9:10〜17:00 ※変更の場合あり |
ロープーウェイ運賃 | 片道:950円/往復:1,500円 片道:480円/往復:750円 |
スキーデビュー+雪遊びなら箱館山スキー場
大阪から約2時間、こちらもスキー場へはゴンドラに乗って移動します。
その為ふもとまではノーマルタイヤで行けることも。
公式HPに最新道路交通状況も載せてくれています。
子供たちはこのゴンドラもイベントの一つとして楽しんでいました。
キッズワールドやちびっこゲレンデ、300メートルほどの初心者向けコースなど。
レンタルはゴンドラに乗るまでの道中にあるお店で済ませると駐車場代が浮きました。
おすすめポイント
- キッズワールド・・・スノーエスカレーターがあり、ソリ遊びの他、スキー・スノボの初心者も利用できます。イベントの開催もあります。
- ちびっこゲレンデ・・・リフトやエスカレーターはありませんが長距離のソリ遊びやスキーの練習等に。公式HPのコース紹介には大々的に載っておらず(地図にはひっそりと)比較的混雑していないので、子供とマイペースにこのゲレンデを使えるのはありがたいです!
- その他・・・ゴンドラでスキー場に着くと、ところどころ周辺の坂でソリ遊びもできました。それが結構楽しい。
琵琶湖の絶景やおしゃれなカフェも。
アクセス |
箱館山スキー場 |
キッズワールド入場料 | 一人500円。ゴンドラ・リフトセット券があれば無料。 |
その他ゴンドラ・リフト料金や営業時間は公式HPをご確認ください。 |
スノボデビューなら高鷲スノーパーク
大阪から休憩も挟んで約4時間、スケールが大きく多種多様なコースが用意されています。
山頂から「ダイナランド」スキー場に降りていくこともできます。
初心者もリフトに乗るなら最低1300メートルの距離のものに乗ることになります。
スノーボードのキッズ・ジュニアレッスンは3歳〜12歳と比較的小さな子供から見てもらえるのが特徴でしょうか。
スキーは5歳〜12歳(4歳以下はプライベートレッスンにて対応)。
おすすめポイント【*注意点あり】
- 初心者でも滑ることができる緩やかなロングコースあり。
*但し超初心者がうっかり乗ると、降りてくるのに1〜2時間レベルの時間がかかります。 - レンタルは事前予約がおすすめ。
*2020年の積雪量の少なさから、高鷲スノーパークに人が集中しているせいかもしれませんが、混雑時はレンタルに長蛇の列、朝着いても午後からしか借りることができないなんてことも。 - キッズパークのソリ貸し出しは無料でイベントも開催されます。
*雪不足からかソリ用の小規模な(主観です)坂とふわふわ滑り台しか整備されておらず、物足りなさを感じました。
*リフト代わりのドームベルトは坂から微妙に離れた位置にあり使用せず、パーク内ではスキー・スノボの練習はできませんでした。 - ゲレンデ内に初心者用練習用スペースが設けられています。
アクセス | 高鷲スノーパーク 岐阜県郡上市高鷲町西洞3086-1 TEL:0575-72-7000 |
営業時間 | 平日 8:00~16:30 土日祝 7:30~16:30 ※積雪状況により予告なく営業時間が短縮となる場合あり。 |
キッズパーク入場料 | 700円。リフト券提示で無料。ソリの貸し出し無料。 |
その他リフト料金などは公式HPをご確認ください。 |
【準備】雪山での服装や道具は
行く場所の目星がついてきたら必要なものを揃えましょう。
しかし頻繁に行けなかったり、毎年行けるかわからなかったりする場合、雪遊び専用の物をたくさん揃えるのは気がひけると思います。
最低限購入が必要なものとレンタルするものを分けてご紹介します。
ウェアや小物は購入
- 吸水速乾の下着シャツ(化学繊維の機能性インナー)
- 吸水速乾保温インナー上下
- ファーストレイヤー(ロングTシャツ)
- セカンドレイヤー(フリースかトレーナーパーカー又はジャージ等脱ぎ着しやすいもの)
- 毛糸のパンツ(ヒップパッドの代わり)
- ★スキー又はスノボウェア(サイズ調整可能で子供が成長しても3年くらい着られるもの)
- ★厚手の靴下
- ★雪遊び用ブーツ又はスノボブーツ
- ★雪遊び用手袋
- ニット帽かヘルメット
- ★ゴーグル
- ★ソリ(数回使うなら購入した方が安い。荷物や疲れた子供を運ぶこともできる)
- 砂場セット
- リュック(セカンドレイヤーを脱いだ時に入れておけるもの。スキー場でちょっと荷物を置いておくのにチェーン状の鍵を使っている方も見受けられました)
- 防水スプレー(ウェアやリュックに出かける前からかけておく)
- お菓子
- カイロ
★印以外もウインタースポーツ専用のものが売られていますが、普段使っているもので大丈夫です。
子供は雪遊び用ブーツがあった方が良いです。スノボブーツ・スキー靴はガッチリと足をホールドし、重いので疲れます。
ウェアのレンタルもありますが、衛生面が気になるかも知れません。
今は安くて大幅なサイズ調節ができるものが売られており、数回着せられるならレンタルより安上がりです。
スポーツ店に行くと様々なクーポン券が置いてあるので、目当てのスキー場のものはもらって帰りましょう。
板やブーツはレンタル
- スキー板・ストック・靴
- スノーボード・ブーツ
- ソリ(無料でレンタルできる場合)
成長が止まった←大人や兄弟で使いまわせるということなら購入もありですが、スキー場までの荷物が多くなることや、ワックスがけ等の手入れの手間を考えると、初心者のうちはレンタルが良いかも知れません。
まとめ
いかがだったでしょうか。
冬にしか体験できない楽しみを是非味わってみてください。
車の方はスタッドレスタイヤかチェーンの準備もお忘れなく!
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